ウクレレソロで上達するために必要な考え方を独学4年目の自分が考えてみる

ウクレレをはじめて4年になりました。

自分なりに独学でやってきたものの、やはりスクールに通うのに比べて上達は遅いし、遠回りだし、始めたてのときにやっておけば今苦労していないことは結構あるかも、と感じています。

この記事を書いている今、コロナ渦というご時世です。ウクレレスクールに通いたくても通えない人もたくさんいると思います。裏を返せば、そのような自分の気付きのポイントを共有していけば、自宅で練習している誰かの役に立てるんじゃないかと思い、この記事を書きました。

上達のための練習は一つ一つ確実に無意識レベルを上げていく

 
できないことを同時にやろうとすると、逆に習得の効率が悪く、将来応用が効きにくくなるという気づきです。


ウクレレを持ったら誰もが一度はやる「弾き語り」を例に挙げます。

曲を弾きながら右手をジャカジャカ動かしますよね。

そのときに、右手の動きが歌のリズムにつられてうまく弾き語りできないことはありませんか。

これは、右手の動きの意識と歌の意識の合計が、自分の許容量を超えてるため起きます。
※実際は左手の動きもありますけど・・・
意識の許容をはみ出すと、右手がうまく動かなかったりする
 

右手の動きが無意識に動くようになるまで練習すると、初めてジャカジャカしながら歌うことができるようになります。さらに、許容量に空きができれば、別のことに意識を向けられるようになります。

意識を小さくできるようになると、他のことに意識を向けることができるようになる
 
以下は良くない例です。
例えば自分が初めてウクレレを買って、チェリーの「空も飛べるはず」を弾き語りしたい、と思っていたときに、一つ一つ練習せずに無理やりチェリーの弾き語りを完成させようと思うと、以下になります。


チェリーのためだけの練習になってしまいます。一つ一つ練習しないこのような無意識レベルの育て方は、別の曲で応用が聞きにくくなります。


弾き語りの場合、チェリー一筋で練習したとしても、右手の動きの無意識レベルは知らずのうちに多少上げられるとは思います。ウクレレソロの場合は・・・



ウクレレソロでは、応用が効きにくい事態が起きやすくなります。


ウクレレソロの意識内容イメージ
 
例えばあなたがウクレレソロで曲が一通り弾けるようになった後、その曲のメロディーだけ弾けますか?

以下のような練習になっていると、弾けません。

ウクレレソロ、ダメな例

ウクレレソロは、一つ一つ分解した練習を行えば、次の曲を覚えるのが格段に早くなるし、ちょっとしたアレンジを自分で入れられるようになったり、楽しいことやワクワクが増えるのを実感しました。

その分解の仕方とそれぞれの練習メニューは、プロのウクレレ講師であれば、一人一人に合ったものを準備してくれるのかなと思います。

私なりのウクレレソロの練習方法は、ウクレレソロ基礎編で書きたいと思います。

他人に聞いてもらうことを意識する、録音のススメ

自分の演奏を初めて録音したとき、恥ずかしくて聴けたもんじゃなかったです・・・。

どんだけ適当に弾いてたんだろう、と結構衝撃でした。。。
裏を返せば、自分が何ができていないのかが明確になるんですよね。

録音のいいところは以下の3つです。また、録音したものを他の人に聞いてもらえるとなお良いです。

  • 緊張感をもって弾ける
  • 細かいミスに目を向けられる
  • 他人から反応をもらえると励みになる

緊張感をもって弾ける

誰かに聞いてもらうことを意識して弾くことになるので、失敗したくないという気持ちが働きます。

そのため、緊張感を持って演奏することになります。

ウクレレやってると他の人に聞いてもらう機会がぽっと出てきます。

録音は演奏会に参加するほどの緊張感はないと思いますが、少しでも緊張感のある場での演奏機会は、ふと誰かに聞いてもらうようなときが来たら効果を発揮します。


 
録音は何度でもやり直せるため、適当になってしまうと緊張感に欠けます。例えばやり直しは10回まで、のように自分で制限を作ることがおすすめです。
 

録音すると細かいミスに目を向けられる

上にも書いていますが、録音して聞いてみると、自分の演奏のダメなところが嫌でも見えます。


 
わずかに余計な音が鳴ってる、、リズムが一定じゃない、、音量が一部だけ大きい、、等等
 

他人から反応をもらえると励みになる

自分で下手だと思っても投稿サイトにアップロードして、他の人に見てもらうところまでやってみるとよいです。

特に私は、Instagramをおすすめします。

インスタおすすめ理由①:JASRACとの著作権の利用許諾契約がある

Instagramは、JASRACと著作権の利用許諾契約を結んでいます。

本来、あなたがインターネットに演奏曲をアップロードする場合は、著作権の許諾を取り、利用料を払わなければいけませんが、その契約によって、その点を気にせずにアップロードすることが可能です。

インスタおすすめ理由②:1分以内のショートなものも受け入れられる

Instagramの投稿は基本的に1分以内です。一つの曲をアップロードするのに長い演奏が必要だと、アップロードするまでのハードルが高くなってしまいます。


 
1曲が長いと、途中でミスしたり、自分が求める演奏品質にどうしてもならなかったりすることが増えて、アップロードするのが億劫になってしまいます。。
 
サービス上1分以上にすることができないため、1分で終わることが受け入れられます。
そして、1分は短すぎず、かつ気軽にアップロードするにはちょうどいい長さです。


Instagramは1分以上の投稿も可能
インスタは、1分以上の投稿が可能な「IGTV動画」というものもあります。

インスタおすすめ理由③:ハッシュタグにより、自分の演奏が他の人に届きやすい

例えばYoutubeの場合、Youtubeアカウントを作って、投稿開始すると、再生回数が10にもいかないといったこともザラにあります。

Youtubeでは、ある程度自分に知名度がある状態になると初めて多くの人に見てもらうことが可能です。


一方でInstagramはハッシュタグという機能によって、はじめたばかりの時でも一定の人たちに自分の演奏を見つけてもらうことができます。

例えば、自分の投稿した演奏曲に関連するワードをハッシュタグとしてその投稿につけてあげることで、そのワードに興味のあるユーザーが検索し、あなたの演奏を見つけるといった仕組みがあります。

 
もちろん、InstagramもYoutubeと同じように登録者(フォロワー)が増えればより多くの人に見てもらえるようになります。公開開始時により多くの人に見てもらえるのは圧倒的にInstagramです。
 

インスタおすすめ理由④:いいね、をもらいやすい

Instagramは他サービスに比べて「いいね」をもらいやすいです。

これは単純に「次も頑張って練習してアップロードしよう!」というモチベーションにもつながります。

「いいね」をもらった人のプロフィールから、同じようにウクレレ を頑張って練習している人が他にもいることを知ることで、自分も頑張ろう!というやる気の起爆剤になったりします。

まとめ

自分の演奏を他人が見て、そのフィードバックや評価をもらったり、次につながる練習メニューを組み立てて実践する、これらが大事であると今感じています。

そして、どちらもウクレレスクールに通えば比較的に容易に手に入るものだと思いました。

それらを独学で得るための方法やヒントを、このサイトを通して書いてきたいのですが、一つだけどうしても独学では手に入りにくいものがあります。

それは、演奏に対する厳しい評価や自分では気づかなような直すべき指摘を他人からもらうことです



 
いいね、はもらえるんですけどね・・・
 
独学をした身から言うと、本気で早く上達したいと考えている方は、やはりマンツーマンのウクレレスクールに通うのが一番良いと思います。

ただ、それが難しい人にとって、このサイトが少しでも手助けできるようなものになるように、情報を発信していきたいと思います。

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