Capoというウクレレアイテムを紹介します。
Capoはウクレレのネックに挟むことで、キー(音程)を手軽に上下できます。
弾き語りをする人は必須アイテム
ウクレレで弾き語りをする際に、カラオケのようにキー(音程)を変えたい場合があります。(自分の慣れ親しんだコードの押さえ方を使って原曲キーで歌いたい。高すぎるから少しキーを下げて歌いたい。等々)
ウクレレという楽器の特徴の一つに、移調が簡単であることです。弦4本全てを指で押さえるコードを鳴らしてみてください。その後、そのコードの押さえ方を保ち、押さえる位置を上下にずらせば、カラオケのキー変更のように、コードの構成をそのままに音程を上下できます。
では、何も押さえない弦が存在するコードの場合、その弦はどうすればよいでしょうか。上から
0番目を押さえていると見立てて、同じように上下することで解決できます。
ただし、それでは上下する前から後で押さえる数を追加する必要があり、結果簡単とは言えません。そこで、Capoを利用します。Capoがそのような弦を押さえてくれることで、押さえる手のかたちは上下する前を保つことができます。
Capo利用の例
以下のCコードのキーを+2したい場合を見てみます。
下に2つずらすことで+2となりますので、以下の画像となります。今回は、指一本で全ての弦を押さえるセーハを利用して2つ下へずらしました。手のかたちもガラッと変わり難易度が上がります。
そこで、Capoを2フレットに挟めば、以下のように手のかたちはそのままにキー+2を実現できます。
番外
Cコードを+2する場合、Dコードを意味します。そのため、以下のDコードの押さえ方でもキー+2を実現できています。ただし、曲の中に出てくる全てのコードを+2に変換したものを全て理解し、瞬時に実現するのは相当難易度が高いです。
他の手として・・・
キーの変更の他の方法は、
都度チューニングを変更する方法があります。手間ですが、それも方法の一つです。
Capoの利用シーン
以下の記事でCapoの利用シーンを紹介していますので、ぜひとも参考にしてください。