以下の記事で、音楽として成り立たせることができる最低限のコード群を紹介してきました。
今回は、いろんな曲を今まで紹介したコードに変換する方法を書きます。
変換方法は?
結論から書くと、変換方法はキーチェンジです。カラオケでもありますよね。キーを+1したり-2したり。すると歌っている曲の音程が変わります。
このキーチェンジをしていくと、あるキーにおいて、曲の音程が今まで紹介したコードにマッチします。音程がコードにマッチするというのは、紹介したコードでその曲をほとんど弾き語りできてしまうことです。
じゃあ結局のところキーをいくつプラスしたらいいんだ、と疑問に思うかもしれませんが、残念ながら答えはありません。なぜなら曲ごとに原曲キーは違うので、曲によってプラスやマイナスするべきキーの幅が違うからです。
【補足】
キーワードとして、「キーがC」「キーが Am」「Cメジャースケール」「Aマイナースケール」というワードを覚えておいてください。
マッチしたキーにすることを、キーをCにする、キーをAmにすると言い換えられます。
有名曲で例を見てみる
米津玄師のLemonを例に見てみます。原曲はこちら。 この曲を解析されているサイトがあります。
一方で以下の記事を見てください。同じくLemonを解析されています。
こちらの解析サイトはどうでしょうか。全てのコードとはいきませんが、見慣れたコードがほとんどだと思います。
2つのサイトの違いですが、上のサイトは原曲キーで解説し、下のサイトは曲のキーを変えて解説しています。下のサイトにあるコードを実際に弾いて歌ってみるとわかるのですが、問題なくlemonを歌えます。
音程が気持ち悪い・・・Capoを使おう!
知っているコードでウクレレを弾けても、キーを変えている場合は歌っていて気持ち悪かったり、自分の歌える音程をはみ出てしまったりすることがあります。そういうときは、Capoを利用すれば全て解決できます!Capoについては以下で解説しています。
いろいろなところにCapoをセットしてみて、試しに弾いて歌ってみるほうが早いです!原曲じゃなくても歌っていて気持ちいいキーを見つけたいですね。
u-fretの簡単弾き
弾き語りを楽しんでいるほとんどの人がお世話になっているであろうufret。このサイトには便利な機能があります。
それは、「簡単弾き」という機能で、上で紹介した基礎コードの変換を自動でやってくれるものです。一部、ufretから画面を引用いたします。
以下のように簡単弾きを指定します。 すると、以下のように見慣れたコードで表示されます。指定するときに原曲で弾きたい場合のCapoの位置まで教えてくれるのが嬉しいですね。 これで好きな曲を知っているコードで弾けますね!