STEP1: ウクレレソロのメロディーを弾こう

ウクレレソロのメロディーを弾いてみましょう!

練習曲は「きらきら星」です。

きらきら星のTAB譜ダウンロードはこちら


これから3つのSTEPに沿って「きらきら星」を練習していきます。


今回はSTEP1:メロディーを弾きます!

メロディーはどこ?

TAB譜を見て、メロディーだけ弾くことはできますか?初めてTAB譜を見て、どこがメロディー部分なのか見つけるのは難しいですよね。

ただ、ほとんどの場合、メロディーは一番高い音=TAB譜のたての数字の並びで一番上の数字 となっています。

そのヒントをもとに、メロディー部分を探してみてください。

今回は補助のためにメロディー部分だけ抜き出したTAB譜を準備しました。

きらきら星のメロディーのみのTAB譜ダウンロードはこちら

フルバージョンと比べると、たての数字の並びの中で一番上の数字が残ってます!

TAB譜の読み方は以下でも説明しているのでご覧ください。

ウクレレの楽譜を初めて買うとき、私は楽譜が読めないので、ちゃんと練習に望めるか不安でした。ここでは、ウクレレでよく見るTAB譜とコード表の読み方と注意点を紹介します!ウクレレ用の楽譜をこれから買うけど読み方が分からないTAB譜とコード表って?TAB譜TAB譜は楽譜の一種です。楽譜のため音の一連の流れを表現するものであり、ウクレレでソロ演奏をしたい場合に利用することが多いです。ウクレレ専用のTAB譜の場合は、譜面の線をウクレレの弦に見立てられます。弦のどこを押さえて弾けばいいのかを、弦に見立てた線の上に数字を...

メロディーを弾く!

メロディーのみのTAB譜を見ながら早速弾いてみましょう!

ウクレレを構える

ウクレレの持ち方、支え方は以下の記事でも取り上げています。

親指でソロ演奏をする場合の構え方を参考にしてください。

この記事ではウクレレの持ち方・支え方を右腕、右手、左手ごとにフォーカスして紹介します!ウクレレの持ち方・支え方を知りたい演奏中にウクレレがずれてしまうので、ウクレレの持ち方を見直したい 右腕まず、右手でウクレレの首根っこ(ネックとボディの境目)を以下画像のように掴みます。その後、以下の画像のように抱え込みます。抱え込んだときの自身からの目線は以下の画像です。ウクレレは体に対しておよそ45度の角度で見えます。この際には、右脇腹と右肘の内側でウクレレを挟んでください。左手でウクレレのネックを支えれば、...


親指で弦を弾いてみよう

構えることができたら、親指でウクレレの弦を弾いてみてください
親指は爪で弾くの?指の腹で弾くの?って細かいところが気になりがちですが、まずは細かいところは気にしなくて大丈夫です。

爪の長さにもよりますが、親指の角度で音の特性が変わるので、自分の好みの音色がなる角度を見つけてください。

親指を寝かせると腹で弾くので、やわらかい音になりやすい
 
親指を立てると爪にかかりやすく、メリハリの効いたシャープな音になりやすい

まずは最初の3弦の0を弾いてみましょう!

メロディーの最初の部分

メロディーを弾くときは、その弦を弾いたら一つ下の弦で止めるのがコツです。


これをアヤポンド奏法といいます。
サンプル動画を準備しました。3弦を弾いた後、隣の2弦で親指が止まっているのがわかると思います。
1弦より下の弦はありませんので、1弦を弾く場合は止める意識をする必要はありません。

アヤポンド奏法は、しっかりとした音を出すことができるので、メロディーを弾くのに合った奏法です。

左手指で弦を押さえよう

 
最初の0は何も押さえる必要はないですが、次の2弦の3は左手指で押さえなければいけないですよね。

どの指で押さえるかの考え方は以下に書いていますので参考にしてください。

TAB譜を見て、左手の指でTAB譜通りに押さえようと思っても、いろいろな押さえ方が考えられますよね。人差し指?薬指?ここはどの指で押さえたらいいのか、って、わからなくなりませんか?ここでは、その考え方やヒントについて書きたいと思います。左手指の使い方や分からない。決まった正解はありませんでした!いきなりですが・・・この場所はこの指で押さえればOK!のような決まった正解はありませんでした。。演奏の流れによって、演奏ミスをしにくい押さえ方は変わります。練習をすればするほど、そのどの指でどこを押さえるべき...


そこでも紹介している図解のヒントは以下のとおりです。

2弦の3は薬指で押さえる


こちらの図をヒントに続くメロディーを練習してください。

どれだけメロディーを練習すればいいの?

STEP1では、まずメロディー弾きを特集しました。

メロディーだけの練習は、TAB譜を見なくても弾くことができるまで行うのが理想です。


メロディー練習は、単音の音感を鍛えるのにも役立ちます。最初は無理ですが、何曲も何曲もメロディー弾きの練習を繰り返すと、次第に頭の中で思い浮かべたメロディーをウクレレですぐに再現できるようになります!鼻歌を歌うような感覚でメロディーを弾けるようになります
ただし、メロディーだけ練習していて飽きるくらいなら、さっさとやめて次のステップに進んだ方がよいので、そこはご自身の根気と相談してください。

まとめ

いきなりコードとメロディー同時に弾く練習しちゃだめなの?と疑問に思われた方がいるかもしれません。

いきなりコードとメロディーを同時に練習してももちろん問題ないです。
メロディーだけの練習をすっ飛ばしても弾けるようにはなれますし・・・。


私はわざわざメロディーだけの練習をすることにメリットがあると感じていて、以下の記事にまとめていますので、よければご覧ください。


ウクレレソロを練習していると、練習中の曲は体に染み付いて、楽譜を見なくても弾けるようになると思います。しかし、2曲、3曲と違う曲を練習したり、少し時間が経つと弦の押さえ方を忘れたりして、また楽譜を見直すことはありませんか。少なくとも、私は長い期間そうでした・・。ただ、プロや上級のプレイヤーって、ライブや動画でも楽譜を見ずともたくさんの曲を覚えていて、弾いてますよね。この違いって何なんでしょうか。さすがにプロや上級プレイヤーとまではいきませんが、私自身5曲6曲と、楽譜を見なくても弾けるようになる数...
  STEP2に続きます!

前回の以下の記事では、「きらきら星」をテーマにメロディー弾きについて書きました。今回はメロディーにコードを付けた演奏について書きたいと思います。 メロディーにコードがつけば、ウクレレソロ演奏の完成形になります! 「きらきら星」のTAB譜のダウンロードはこちら 今回も「きらきら星」をテーマに書いていきます。弾き方はSTEP1と同じ 弾き方はSTEP1と同じです。ただし、今回から一度に二つ以上の弦を弾く必要があります。その場合も、メロディーの弦を親指で弾いたら、その一つ下の弦で親指を止めるように弾...

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