左手のどの指で押さえる?押さえる指の考え方

TAB譜を見て、左手の指でTAB譜通りに押さえようと思っても、いろいろな押さえ方が考えられますよね。

人差し指?薬指?ここはどの指で押さえたらいいのか、って、わからなくなりませんか?

ここでは、その考え方やヒントについて書きたいと思います。
こんな人にオススメ
  • 左手指の使い方や分からない。
  • 決まった正解はありませんでした!

    いきなりですが・・・この場所はこの指で押さえればOK!のような決まった正解はありませんでした。。

    演奏の流れによって、演奏ミスをしにくい押さえ方は変わります。

    練習をすればするほど、そのどの指でどこを押さえるべきかや、指運びは意識しなくても自然とできるようになるはずです。


    とはいえ、はじめてウクレレを触る人からすれば、ヒントが欲しいですよね・・・

    練習しましょう!では、書くことがなくなってしまうので、ウクレレソロをはじめたての人が一番触るローポジションエリア (TAB譜だと0〜3くらいの数字部分) について、私独断のヒントを書きたいと思います。

    使う左手指のヒント図解

    TAB譜の数字を見て小さい数字 (0〜3) が使われている場合、私は以下の自分メモを参考にしながらどの指を使うかを考えます。
    そうすると、スムーズな指運びができるようになることが多いです。
    ※上でも書いていますが、全ての楽譜に当てはまるわけではありませんので、あくまで参考までに。

    TAB譜の先頭にあるト音記号の隣のシャープ (#)やフラット (♭)の数でヒントが変わるので、練習しているTAB譜の一番最初を確認してください。


    #や♭なし
    2フレット目の「中薬」は、中指または薬指どちらか
    文字なし(黒丸)は、臨機応変に

    ♭一つ
    1フレット目の長細い「人」は、人差し指で2つの弦を押さえる
    文字なし(黒丸)は、臨機応変に
    ♯一つ
    文字なし(黒丸)は、臨機応変に


    うまく音が出なかったり、ミスが多い箇所はこのヒントを参考にしてみるとうまくいくかも?

    指の動きをできるだけ最小限にする

    指の動きを出来るだけ少なくするのも大事です。

    以下のようなTAB譜があったときの私の押さえ方を書いてみました。



    ねずみ色になっている「人」と「中」は、右手で弦は弾かないけどその弦を押さえていることを表しています。

    やってみるとわかりますが、この押さえ方だと薬指しか動かないし、指の移動が少ない分ミスも少ないです。


    102の部分にきて初めて人差し指と中指で押さえようとする人もいるかもしれませんが、そうすると動きが多くなってしまうのでミスする機会が増えてしまいます。
    親切なTAB譜だと、その小節のコードが書かれていることがあります。



    これをヒントに、0や3しか弾かないタイミングでも、あらかじめFのかたち(102)を作っておくことに気づけます。

    基本的に、コードとメロディーを同時に弾くウクレレソロは、そのコードを弾かないタイミングでも、すぐ次にくるコードの押さえ方を作っておいたり、すでに弾いたコードの押さえ方を崩さずに残しておくと、指運びがうまくいくことが多いです。


    コードを押さえることを意識すると、いい指運びにつながりやすい!

    練習をしてもミスが減らない、安定しないときには見直そう

    私の場合、あるパートをいくら練習してもミスが減らなかったり、演奏が安定しない場合は指運びや押さえるのに使う指に問題があることが多いです。

    つまづいたときは、上記を参考にしながら見直してみると安定するかもしれません!

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