high-Gとlow-Gって何?

ウクレレと付き合っていると、high-Gとlow-Gという言葉に出会います。ここでは、high-Gとlow-Gとは何かを説明します。

high-G, low-Gって?

ウクレレのチューニングについて少し触れます。

ウクレレのレギュラーチューニングは、GCEAと呼ばれます。

これはウクレレの弦を押さえずに、音を鳴らしたときに、4弦から1弦に順にGCEAの音程で鳴るように設定することを意味しています。
ドレミファソラシドを英字で表す方法もある
日本で音程を表すのに、ドレミファソラシドがよく使われますが、海外ではアルファベットが使われます。

ド=C, レ=D, ミ=E, ファ=F, ソ=G, ラ=A, シ=B
 
GCEAの中に、Gってありますよね。

そのGの音の高さの違いによって、low-Gチューニングとhigh-Gチューニングと呼ばれます


low-Gチューニングは、4つある弦の中で一番音が低くなるように設定されたチューニングです。




一方でhigh-Gチューニングは、low-GよりもGの音が1オクターブ高い設定です。

そのため、low-Gはhigh-Gに比べ鳴らすことができる音域が広くなります。

制限

上記の通り、鳴らすことができる音域が違うため、low-Gチューニングを前提とした楽譜のとき、high-Gウクレレしか持ち合わせていない場合は演奏ができません。

ウクレレソロにおいて、時折そのような楽譜に出会います。

一方でhigh-G前提で作成された楽譜をlow-Gで弾くと、弾くことはできるのですが、楽譜作者が意図した響きになりません。

好みの問題?

high-Gとlow-Gどちらをセッティングするかは、上記の制限を除けばあとは好みの問題です。

high-Gの方がウクレレらしい演奏が可能です。

low-Gはそのウクレレらしい音に一本低い弦が入ることで、重厚感が出ます。悪く言えば、low-Gはウクレレらしさが失われます


曲によってhigh-Gとlow-Gを使い分けたいケースが増えてきたらhigh-Gとlow-Gがセッティングされたウクレレをそれぞれ一本ずつ持っておくのも一つの手です。

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