初めてウクレレソロに挑戦するけど、どういう風にTAB譜を選べばいいのか、TAB譜はどうやって探したらいいのか・・・
有料?無料で手に入らないの?などなど・・・その辺も気になりますよね
こんな方にオススメ
目次
初めてウクレレソロに挑戦する方は迷わず教則本を買いましょう
初めてウクレレソロに挑戦する方は、市販されている教則本一択です。1000円〜2000円と有料ですが、そこはお金を出して買うべきだと思います。
理由として、教則本はウクレレの指導に長けた方が、初心者の方を正しく導くために考えて書かれているからです。
当たり前のことを書いてますね・・・
このサイトでもTAB譜を公開していますが、ここのTAB譜より先に教則本を手に取ってほしいです。
このサイトでもTAB譜を公開していますが、ここのTAB譜より先に教則本を手に取ってほしいです。
参考にamazonですが、例えば以下のような一覧から選びましょう。
一点、必ずデモ演奏の音源や動画が教則本に付いてることを確認してください。
本にCDやDVDが付属しているものもあれば、Youtubeにデモ演奏動画を準備していて、それを案内しているものもあります。
また、ご高齢の方の場合、譜面の文字や記号の大きさも気にした方がよいと思います。その場合は、楽器屋や本屋で現物を探した方が安心です。
教則本の曲にも慣れてきたら
初心者向けの教則本の曲にも慣れてきたら、次は一歩レベルアップした曲を探していきます。そもそもTAB譜ってどういうところにあるの?
そもそもTAB譜って本屋や楽器屋で売られている本以外でどこにあるか知ってますか?個人TAB譜の国内配布サイト (有料)
私のような趣味でやっている個人であったり、ときにはプロプレイヤーの方もTAB譜を配布するのに利用しています。以下で紹介している2つのサイト、piascoreとmucomeは、楽譜配布に利用している人も多く、楽譜の数が非常に豊富です。
以下のココロはミュージシャンは、アーティストとして登録審査を通過した人のみがTAB譜を登録できるため、一定の品質以上のTAB譜が手に入ることが期待できます。
他にもウクレレTAB譜を配布しているサイトはたくさんあります。以下も参考にしてください。
海外のTAB譜配布サイト (無料)
海外のサイトであれば、以下のようなものもあります。Songsterrというサイトで、こちらは無料でTAB譜を見ることができます。有料でお金を払えば、練習に便利な機能がいろいろと使えるようです。
海外サイトだと、違法じゃないのかと気になりますよね。上記のサイトのTerms of Service (サービス規約)には以下の記載があるので大丈夫そうですね。
Songsterr is backed by U.S.-based Guitar Tabs LLC and it is 100% legal. We have great relationships with music publishers, all of the content provided through our Service is licensed, and we pay a percentage of our revenue as royalties to support music creators.ただし、ギターをメインに扱っているサイトで、ウクレレの曲数は多くはありません。
訳:
SongsterrはU.S.-based Guitar Tabs社によって提供されており、100%合法です。私たちは音楽出版社との素晴らしい関係性を持っており、このサービスを通して提供される全てのコンテンツはライセンス許可を受けています。音楽クリエーターに対しては我々の売り上げの数%をロイヤリティーとして支払っています。 https://www.songsterr.com/a/wa/terms
そもそも、検索機能にウクレレのTAB譜を絞る機能がないので、探しづらいのも難点です・・・。
洋楽にチャレンジしたい方は一度見てみるのがおすすめです。
Youtubeで探す (無料)
書籍やTAB譜配布サイトまで触れてきましたが、Youtubeで探してみるのも一つの手です。Youtubeは、流行りの曲であったり、定番の曲がTAB譜付きで結構な数、アップロードされています。
動画内にTAB譜が流れるため、印刷をして見たりすることはできず、不便ではありますが、無料でTAB譜を見ることができる一つの手です。
Youtubeと著作権の関係
Youtubeは、著作権を管理している団体「JASRAC」と利用許諾契約を締結しているサービスの一つです。
この契約によって、Youtubeに上がる動画に本来著作権に引っかかる内容が含まれていても問題とならない仕組みとなっています。
※ただし、その動画に広告を付けられない、といった制限が入ることはあります。
この契約によって、Youtubeに上がる動画に本来著作権に引っかかる内容が含まれていても問題とならない仕組みとなっています。
※ただし、その動画に広告を付けられない、といった制限が入ることはあります。
また、音楽には著作権の他にも編曲権というものが存在します。アレンジした曲が世間に原曲の誤解を与えたり、曲の印象を損ねたりした場合に問題になります。ただし、編曲権はJASRACのような管理団体が存在しないため、作詞者・作曲者・出版社が個別に訴えや警告を起こさない限りは問題になりません。
※私が公開しているTAB譜は全て編曲権の許諾を出版社にもらった上で公開していますが、Youtube全ての動画が編曲権まで許諾を受けているかはわかりません。
それによって、その曲を練習した人が何かトラブルに巻き込まれる可能性は限りなくゼロに近いです。ただし、特に無料でTAB譜を手に入れたいと考える方は、音楽クリエイターの権利を尊重するためのルールや仕組みがあることを認識しておくことはが大事です。
上達したいというストイックな方
好きな曲を弾く、というのもウクレレのモチベーションを維持するためにも大事です。それに加えて、より効率的に上達するためのTAB譜の選び方を紹介します。自分が慣れ親しんだ本の著者の作るTAB譜を探す
曲のアレンジは十人十色、やはりそのアレンジをした著者の癖や強みが出ます。まだウクレレに慣れていないと感じる人は、できるだけ自分が慣れ親しんだ著者のアレンジ曲を選ぶと取り組みやすいことも多いですし、定着しやすいと感じます。
教則本でお世話になった著者のTAB譜を探してみるとよいと思います。
練習する曲のスケールを揃える
音楽理論にも関わる話になってしまいますが、教則本で練習した曲と同じスケールの曲を選ぶとよいと思います。自分の過去に練習した曲の譜面の先頭を見てみてください。以下のどれかに当てはまりますか?
代表的なスケールを3つ例に挙げました。
新しく取り掛かろうとしている曲の#や♭記号の数が、自分が過去に慣れ親しんだ曲と同じだと、登場するコードや押さえ方の形で同じものが多く登場します。
教則本では一番左のCメジャースケールが多いと思います。そうであればCメジャースケールの曲を探してみるといいと思います。
Cメジャースケールの曲に十分慣れたと思ったら、FメジャースケールまたはGメジャースケールの曲にチャレンジしてもいいかもしれません。
以下で詳しく触れていますので、興味のある方はご覧ください。