- 気軽に持ち運べて
- いつもと違うウクレレの楽しみ方ができる
- 小さなエレキウクレレとケーブル数本を持って
- 暇な時間ができたらすぐにスマホのエフェクトアプリとつないでウクレレでギュイーンする
こんな人にオススメ
目次
準備したもの
準備したのは以下です。- RISA サイレントウクレレ
- VOX ヘッドホンアンプ ベース amPlug2 Bass
- 3.5mm ステレオミニプラグ (オス-オス)
- 3.5mm ステレオミニプラグ マイクヘッドフォン分岐ケーブル (4極オス-3極メス×2)
構成は以下のような感じです。自分のスマホにイヤフォンジャックがないので、イヤフォンジャックケーブルを余分に繋いでます。(スマホに直接イヤフォン挿すことができるなら不要) スマホウクレレで出た音をアンプが拾い、プラグやケーブルを通って音をスマホに渡します。
スマホのエフェクトアプリで音に効果がついて、それをイヤフォンで聞くといった流れです。
ウクレレ以外は小物なので、小さな袋にまとめて入れて、ウクレレケースに一緒に放り投げておけるのでかさばりません。 スマホは普段から持ち歩いてるのでOK。
以下に一つずつ書いていきます。
サイレントウクレレのコンパクトさと静かさ
一言でいえば、小さなエレキウクレレです。そもそもウクレレって小さいので、普通のウクレレでも持ち運びやすいんですが、このサイレントウクレレは、正直楽器とは思えない小ささです。
身長170cmの男(私)の肘から指先くらいまでのサイズしかないです。上の画像を見てもらえばわかるように、スマホを縦に3つ分くらい。 以下のようなバッグもついてくるんですが、 以下の通り、普段のトートバッグに入れるとほぼほぼ収まります。ちょっと左から頭を出してますが。 サイズ感については、肘から指先までくらいなので、自分の腕を使ってサイズを感じてください。
小さいのに楽器としてしっかりしてます (まぁ4万円近くするわけだし・・・)。ボディがないので普通のウクレレのようなホールド感はもちろんないですが。 あと、製品名の通り静音性は抜群です。
楽器全般そうですが、手軽に持ち運んだはいいものの、どこでも弾けるとは限らないですよね・・・。それは楽器なので音が出るから。
場所を選ばずできるだけ多くの場所で楽器を楽しむためには、その楽器自体から出る音は抑えて、自分だけその音を聞くことが必要と思い、イヤフォンに接続する構成にしました。
1歳の息子が寝ている横で弾いても起きません。とはいえ、思いっきりストラミング(ジャカジャカ) すれば、それなりの音は出ます。でもうちの息子は起きませんでした。そのレベルの静音です。
多少なりとも音が出るので、小さな音でも聞こえればいいよという人はこのウクレレだけ持てばOKです。
ウクレレ練習にはVOXヘッドフォンアンプ ベースが最適
自分は小さな演奏ミスの音を自分の耳で拾いたいのと、ウクレレでギュイーンしたいので、アンプにつないで音を電子化し、そこからイヤフォンなりで演奏を聴く構成にしました。そうすると持ち運び重視で小さなアンプが必要になります。調べたところ、VOXのamPlugシリーズが良さそう、ただ、何だかいろんな種類があるんですよね。 その中で気になったのは、Bassというタイプのものです。
これは唯一ドラム演奏を鳴らすことができるタイプです。
リズムを正しくとった演奏練習ができそう。何よりウクレレでギュイーンするときにドラムのBGMがあると気分が盛り上がりそう。ということで、これにしました。
肝心のウクレレの音ですが、何も混じりけのないシンプルな音が出ます。おそらく他のタイプだとそれぞれの趣向に合わせてアンプが音を変えてくれるんだと思いますが、Bassはポーンとシンプルな音です。 どうせスマホで音いじって遊ぶので、ここはシンプルなほうが好都合なのでよし。
別にドラム演奏なんていらないよ、という方はシールドケーブルと以下でもいいかもしれないですね。ほかのケーブル一通り要らなくなるので、こっちのほうが安上がりでかさばらなさそう。
Tonebridge Guitar Effectsはシンプルでわかりやすいし楽しい
ここからが本題。ウクレレをギュイーンするためのエフェクトアプリの話です。 いろんなアプリがあるようですが、Tonebridge Guitar Effectsが間違いなさそうです。
自分はAndroidですが、iOSでもあるんですね。
どんなアプリかはググってください。
じゃあこの記事は一体何書くんや、って話なんですが、この記事冒頭の画像の構成でAndroidでこのアプリを思った通りに使うのに、めちゃくちゃ苦労しました。
おそらくAndroidスマホや接続ケーブルの不明な仕様のせいだと思うのですが、繋いでも何故かアプリがマイクを認識してくれない、認識されたと思ったら、強制的にミュートになる等・・・意味不明な動作の連発でした。
ただ、ある手順に沿えばちゃんと動作してくれたので、これが誰かの役に立つのかは分からないですが、自分への備忘録の意味合いも含めて、その手順を以下に書いておきます。
AndroidでTonebridge Guitar Effectsを利用するコツ
前提:スマホはPixel 6aでやってます。①Tonebridge Guitar Effectsを開き、利用するエフェクタを表示する。
開きました。②分岐ケーブルのみ接続
分岐ケーブルのメス側には何も繋がっていない状態でまずスマホと接続する。※何か繋がっているとスマホ側がうまくマイクスピーカーを認識しないため。
すると以下のようなポップアップメッセージが表示されるので、OKを選択。
③イヤフォンとアンプを分岐ケーブルと接続する
あとはこの記事冒頭の接続構成の通り、イヤフォンとアンプを分岐ケーブルと繋ぎます。すると、スマホの音量が強制的にゼロになります。戻してもすぐに強制的に音量ゼロに・・・。これでは演奏がイヤフォンから聞こえません。 このときに、電源ボタンと音量アップボタンの二つの物理ボタンを同時に押すと、なぜかこの強制音量ゼロ現象がおさまります。※音量アップボタン(物理)だけでもよいかもしれない
電源ボタンと音量アップボタン同時押しって、シャットダウンや再起動のメニューを出すための操作なんですが不明です。
これで使えるようになりました!
試しに演奏してみた
こんな感じです。最近、応援球団が優勝したのでその応援曲です。VOX amplug2 Bassのドラムパターン
ドラムパターンは以下です。3パターンあって、リズムのスピードも変えられます。VOX amplug2 Bass×RISA Silent Ukuleleのピュア音源
エフェクトかけない場合の音も参考に以下に載せときます。(参考)音ズレ、遅延が激しいとき
Tonebridge Guitar Effectsを利用していると、音ズレ、遅延が激しくなるときがありますが、そんなときはPreview Soundを一度オンにしてオフにすると解消することがあります。もともとこのアプリがそれなりにスマホのスペックを要求するようなので、古いスマホだとつらいかもしれない。