サイズも違えばかたちも違う。その違いによって自分がウクレレでやりたいことに、どういう影響があるのだろう。って。
ウクレレはデザインも豊富なので、裏を返せばたくさんあって選ぶのが楽しいんですけどね。
ここでは、ウクレレソロをしたい方が、どういうウクレレを選ぶべきかポイントを紹介します。
こんな方にオススメ
できるだけフレット数が多いもの
ウクレレソロをメインにしたい場合は、フレット数が多いものを選ぶと良いです。フレット数とは、指板の上に打ち込まれている金属の数のことです。
フレット数の目安
ウクレレソロでは、高音を鳴らすときに、ボディ近くの指板を押さえることが多いです。フレット数が多いものであれば、そのウクレレが鳴らすことができる高音域が単純に広いことになります。
また、ボディにかかる指板部分は単純に押さえにくいため、ボディと指板のつなぎ目(ジョイント)までのフレット数が多いと、押さえやすい箇所が多いことになります。
一番小さいソプラノサイズは、ジョイントが12フレットであるものが多いです。
そのため、目安としては次に大きなコンサートサイズ以上で、このフレットの条件にあうものを選ぶのがいいと思います。
サイズについては以下の記事でも触れていますので、参考にしてみてください。
ネックが長いもの
ウクレレはネックが長めのものを選んでください。フレット数が多いウクレレは決まってネックが長くなりますが、フレットとフレットの間の広さが自分に合っているかが大事だと思います。
フレット間隔が広ければ押さえミスは減りますが、広すぎると左手でコードのかたちを作るのに疲れます。
自分に合ったフレット間隔の見つけ方
私の自己流ですが、自分に合ったフレット間隔になっているウクレレの見つけ方を紹介します！お店で気になるウクレレがあったら以下の押さえ方をしてみてください。
4弦の2フレット目を人差し指、1弦の7フレット目に小指おきます。以下のような押さえ方になると思います。
ほんの少し頑張れば押さえられて、余裕があるくらいの広さを私は目安にしてます！
見た目にこだわりがなければ、カッタウェイタイプは機能的
これは高音を弾くときに左手が弦に届きやすいため、押さえやすいです。
一方で、右手でウクレレを支えるときにはしっくりこないこともありえますので、以下のような持ち方をして、特に違和感なければこのようなかたちのウクレレ を買うのもありだと思います。
初めてのウクレレは普通のひょうたん型にして、セカンドウクレレ を買うときにカッタウェイのような少し違うタイプを選ぶのがいいかもしれません。
サイズは上記を満たしていればOK
サイズは、上記を満たしていればなんでも良いと思います。ここまでの条件を見ると、中くらいのコンサートサイズ、大きなテナーサイズが候補に挙がりやすいですが、ボディが一番小さいソプラノサイズでもソプラノロングネックタイプというものがあります。
「ウクレレらしいコロコロした音が好きだ！」という方は、ソプラノロングネックタイプを探してみるのもおすすめです。