ウクレレソロで自分を表現できるようになるための練習メソッドを考えてみる

ウクレレを触り出して間もない頃、練習したコードで弾き語りをしたり、お気に入り曲のソロ演奏が部分的でも弾けるだけで楽しいですよね。

私の場合、ソロ演奏がしたくてウクレレを始めたので、初心者用のTAB譜集を買っては、その中で弾きたいと思った曲を練習することを繰り返していました。

最初は弾きたかった曲が徐々に自分でも弾けるようになるのが楽しくて仕方がないのですが、繰り返しているうちに

「なんか単調だな・・・」

と感じ、ウクレレを触らなくなる期間が多くなってきました。

練習曲が一通り弾けるところまで上手くなれば達成感はあるし、覚えた曲を弾いているうちは楽しいのですが、新しい曲を練習することが億劫になってしまったのです。
それは、新しい曲を覚える練習が指運びの暗記作業のようになってしまっていたのと、その暗記作業にあまりに期間がかかりすぎていたためです。

ウクレレを触り出した当初の「ウクレレで綺麗な音を出る」新鮮さも減り、新しい曲の練習に楽しみを見出せなくなってきていました。

音楽で自分を表現するためには・・・?

なぜ、ウクレレの練習が単調でつまらない作業になってしまっているのか。

それはTAB譜を数字の羅列として覚えていたためです。なぜこの押さえ方なのか、なぜこのコードなのか、一つ一つに必ず意味はあるはずですが、それを教えてくれるような書籍やwebサイト、動画はなかなか見つかりませんでした。

それが分からない限りは、理解しないまま練習曲を暗記するしかありません。
そして、新しい曲を覚えない限りはただただ同じ曲を弾くしかないという・・・
そこで、音楽経験ゼロながら、ウクレレのTAB譜を書いてみることにしました。最初は右も左も分かりませんでしたが、その結果、ほとんどの曲に当てはめられる規則性が徐々に見えてきました。

その気付きから、世の中で売られているほとんどのTAB譜は、その規則の上に著者のアレンジや発展系が混ざっており、その規則が見えづらかっただけだと分かりました。

あわせて気づいたのは、ウクレレ弾き語りにはアレンジを削ぎ落とし、シンプルなコードのみを利用した基礎プログラム (例えば、C,F,Gコードだけを使って歌ってみよう!)があるのですが、ウクレレソロにはそのようなものがなかなか見つけられないということです。

そこで、アレンジを削ぎ落としたウクレレソロのTAB譜を作ることにしました。

アレンジを削ぎ落とした基礎を身に付けた後は、購入したTAB譜で使われているおしゃれコードやテクニックをアレンジ表現の一つとして体系的に捉えることができるようになるはずです。そして、身に付けた基礎にそれらをくっつければ、自分のアレンジ表現の引き出しとして取り入れやすいはずです。

たった5つのコードでウクレレソロを弾く

私の目標は、

自分が弾きたいと思ったメロディーを即座に弾けて、そのメロディーにその時の気分に合ったコードを付けて遊べるようになること

です。

ダイアトニックコードと呼ばれるコード群に含まれる5つの基礎コードを押さえ、それをメロディーに合わせて自由に引き出せるようになるのが上記目標の第一歩であり、最低限の基礎だと考えました。

また、この5つのコードがあれば、ウクレレソロの音楽表現としては最低限のラインに達するにも関わらず、そのコードだけを使用したウクレレソロの楽譜がなかなか見つけられないので、自分でそのような楽譜を作っていこうと思います。

ダイアトニックコード自体は音楽でも基礎中の基礎のようなので、そのようなTAB譜集があってもいいと思うのですが・・・
※ご存知の方いたら教えて欲しいです

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