ウクレレでそれっぼいコードを付けて即興ソロ演奏する方法

これ弾いて!って曲をリクエストされたらどうしますか?

曲に全く合ってないコードをかき鳴らして歌っても、ウクレレという雰囲気の緩さから許されるかもしれません(笑)

この記事で取り上げたいのは、即興でそれっぽいソロ演奏をするための方法です。

メロディーと一緒に、そのメロディーに違和感のないコードを付けて即興ソロ演奏をします。

以下のような演奏です。
即興一発撮りをしたものです。まだまだ未熟なため、演奏も探り探りで相当怪しいです(笑)これを磨くために日々練習をしていますが、そもそもどういうルールのもとで、このような演奏を弾いているのか紹介します。

メロディー単音で即興演奏できることが前提

この記事は、メロディー単音である程度の即興演奏ができることが前提になります。以下の記事でドレミの覚え方を紹介していますので、ドレミを覚えていない方はそちらを参考にしてください。
ウクレレでドレミファソラシド弾けますか?私は「ドレミファソラシドが弾けて何かいいことあるの?」とウクレレを始めた当初からずっと疑問でした。弾き語りのときには、コード表通りに押さえられればそれでよいですし、ソロ演奏のときには、TAB譜通りに弾けば何も問題はないですよね。ドレミファソラシドを意識しなくても、やりたいことはできるのです。ドレミを覚えると何が嬉しいのか私が考える「ドレミを覚えて嬉しいこと」、それは以下の2つです。アドリブ・即興演奏ができるようになる好きな曲を聞いてそれをウクレレで再現(耳コ...
ウクレレはいろいろな表現ができる楽器だと思います。メロディー単音でも、相当なテクニックがあれば、とても魅力的な演奏をすることが可能だと思います。

ただ、私レベルのテクニックではメロディー単音で弾いても「あぁ、リクエストに応えてくれてありがとう・・・」というちょっと残念な反応になりかねません。。

せっかく4つの弦があるんだから、それを活用しないわけにはいきません!

音階ごとに相性のよい和音を体に染み込ませる

どうすればいいのか、それはずばり音階ごとに相性のいいと思う和音を覚えるだけです。
音楽理論を考え出すと実践的ではなくなるので、ここでは私が相性がよいと思うメロディー+和音の押さえ方を紹介します。なお、この記事は私の好きなKey=Fで説明します。

そして、私主観で「安定」と感じるものと「不安定」と感じるもの2つを取り上げます。
Fメジャースケールのドレミ
Fメジャースケールのドレミ

雰囲気 コード
安定
不安定

雰囲気 コード
安定
不安定

雰囲気 コード
安定
不安定

ファ

雰囲気 コード
安定
不安定

雰囲気 コード
安定
不安定

雰囲気 コード
安定
不安定

雰囲気 コード
安定
不安定

ド(+1)

雰囲気 コード
安定
不安定

あくまで個人的な感性

「安定」と「不安定」の2つを用意しました。この2つの表現は、あくまで私の感性であり、例えば読者のあなたにとって、より「不安定」に感じる相性のよい和音があるかもしれません。

それを探して用意しておけば、そのウクレレ演奏を使ったあなたの感性の表現になります。

今回紹介したのが「安定」と「不安定」の2種類だったのは、多くを紹介してもかえって分かりにくく、かといって一つの音階につき1種類だけでは少なすぎて、曲の雰囲気の切り替えができないからです。

例えば、今回は紹介しませんでしたが、私はドで「不安定から安定に向かいそう」という3種類目の雰囲気を引き出しに入れています。
雰囲気 コード
不安定から安定に向かいそう・・・
私の感性の和音は参考にとどめてお役立てください。

感性のパターンの引き出しを増やす方法+染み込ませる方法

とはいってもコードって膨大にあるし、メロディーと相性がよいと思える和音なんてなかなか見つけられない!それにどうやって染み込ませればいいのか!

と考えられた方は、以下の2つの条件を同時に満たすTAB譜をいくつか見つけてひたすら練習してみてください。
  • 著者が同じであること
  • 曲のキーが同じであること
そうすると、メロディーと相性がよいと思える押さえ方がなんとなく分かるようになってきて、さらにそれが体に染み込んでいきます。以下記事でも紹介しています。
スケールってなにスケールってご存知ですか。音楽的に厳密に説明すると、分かりにくくなってしまうので、スケールの中のメジャースケールという世界に絞って説明します。例を挙げます。以下はCメジャースケールのドレミです。Cメジャースケールそして以下はC#メジャースケール。C#メジャースケールキーが一つ高いですよね。メジャースケールの種類はA〜Gのアルファベットや、それらに#や♭をつけて表されるのですが、キーが違うと覚えてください。スケールを理解して練習すればいいことだらけ弾きたい曲のTAB譜があり、それを忠実になぞ...
「この人の書いたTAB譜のソロ演奏、好みだな」という著者がいればベストです。その著者のセットした和音はあなたの感性にマッチしているはずで、その和音パターンを染み込ませることができます。

弾きたい曲でTAB譜を選ぶのではなく、著者でTAB譜を選ぶようになります。

まとめ

それっぽいコードを付けてソロ演奏をする方法を紹介しました。今回紹介した和音をそのまま覚えようとすると、ウクレレ自体を楽しめないかもしれません。

好きな著者が書いた同じキーにセットされているTAB譜をいくつか練習してみる、これがおすすめです。

また、ぜひ自分の感性に合った和音を探してメロディーに付けて弾いてみてください!

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